子供に関する悩みは自分の心と関係がある

子育てをしていると様々な悩みを持つと思います。

*友達がいないように思う。
*学校に行きたがらない。
*兄弟の仲が悪いように思う。
あげだしたらきりがないほど、子供に関する悩みはつきないものかもしれません。

自分自身の事であれば何とか対処していけそうではありますが、子供の事となるとどうしたらよいのか、どうすべきか分かったとしても上手く対処が出来ずに、八方ふさがりになってやりきれない思いになってしまうものかもしれません。

心とは不思議なもので親である自分の心を深掘りし対峙していくと、子供に関する悩みが軽減していく傾向が凄くあるようです。

 

友達がいないようにみえる子供が心配という悩み

・自分と重ねてしまっていないか自分の心を確認してみる

幼稚園や学校の登下校などで、子供がぽつんと一人でいる姿を見ると心が痛む事ありませんか?

私はありました。

子供が一人でいる姿を見た時に心がざわざわし「友達に嫌われ仲間外れにされたのかな?」
という心配する思いが出てきて心が痛み、居ても立っても居られない自分がいました。

子供の様子を見て、自分の心を深掘りしていくと、自分が子供時代に拒絶されたように思っていた出来事を思い出しました。
「貴方ってさあ、出しゃばりね、一緒に居たくないよ!どこかに行って!」と言われ、「私、嫌われた!」と思った出来事です。

嫌いと言われたわけではないのですが、友達から拒絶され自分は受け入れてもらえない、辛辣な思いが蘇ってきて、子供も同じ思いをしているに違いないと勝手に私は思い込みました。

子供が嫌われ仲間外れにされたかは、子供に気持ちを確認しないとわかりません。

子供は親にとって分身のような存在で、自分と同じ思いをしているに違いないと思いがちです。

ですが、子供は子供で自分とは別人格ですので、自分と同じ気持ちになるとは限らないのです。

ちなみに私の子供が一人で遊んでいるように見えた時の気持ちを聞いてみると、「お砂場遊びに夢中だったの」とあっけらかんとした返答がきました。

 

姉妹の仲が悪い悩み

・自分の子育てが悪いからと思ってしまう時

自分の子供同士の仲が悪いと親としては心が痛むものです。

自分の子育てが悪かったのかなと、自分を責める思いになる方多いかもしれません。

同じように子供と接しているのにどうしてなの?どうしたら良いのだろうと気に病む方多いと思います。

私には娘が二人います。

私が離婚し一人で暮らすようになってから益々姉妹の仲が悪くなり、私は子供に対して不甲斐ない親でごめんなさいと申し訳ない気持ちが募っていきました。

子供同士の仲が悪いのは自分の子育てが悪いからと思ってしまう方いると思いますが、その時に思って欲しい事があります。

それはどうでもよい事では人は悩まず、子供に対する愛情があるからこその悩みだと思いますので、自分を責める気持ちを少しでも軽減していく事を意識して思っていただきたいと思います。

・自分の潜在意識

私自身子供同士の仲が悪い事を気に病みながらも、どうしたらよいのか全くわかりませんでした。

下の子供がよく私に「ママは何もわかっていない!」と四六時中言ってきて、こんなにも貴方の事を思い大切にしているのに何故そんな事言うの!そう思うといつも涙がこぼれそうになり歯がゆい思いをしていました。

私自身も子供に対し「何もわかっていないってどうしたらよいの!」と思っていました。

心理学では子供は自分の心を表していると言われています。

ですので、まずは自分の心と対峙する事を、私は必死でやっていきました。

もしかして私も「誰も私のことなんかわかってくれないって思っているかも」そのような思いが頭に浮かび、はっとした思いになりました。

下の子供は私の無自覚な潜在意識を言っていたようでした。

わかって欲しい自分の気持を自覚し受け入れたのち「子供になんでお姉ちゃんの事あんなに毛嫌いするの?」と聞いてみました。

何故嫌いのか聞いても全く話そうとしていなかった子供が話し始めたのです。

「アイツさ、私が辛い時に話聞いてくれなかったんだよ!私の辛い気持ちをわかろうとしてくれなくてさ、だからもう話したくない!むかつくだけだから!」

親として子供がどのような思いがあるか分かった事、真意を話してくれた事が兎にも角にも嬉しかったです。

だからといって姉妹の仲が急速によくなったわけではありません。

ですが私は今後どうすべきかわずかな光が、みえてきたように思いました。

その後少しずつですが姉妹の仲は良くなっていきました。

自分の心を深掘りし何度も対峙していく、自分の潜在意識にある自分の気持を自覚し受け入れる事で、子供に関する悩みの解決の糸口は必ず見えてくると思います。

貴方の子育ての参考になりましたら幸いです。

 

最後までお読みくださいましてありがとうございました。

次回は、吉村ひろえカウンセラーです。
どうぞお楽しみにしていてくださいね。

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この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛、人間関係全般のカウンセリングを得意とし、安心感と受容をクライアントに常に提供し、何でも話せると好評。より楽に心が軽くなるカウンセリング。感受性が高くクライアント本来の輝きを導き出すことも得意。カウンセリング信条は「諦めなければ願いは必ず叶う」である。