彼女にとってなによりも必要なのは、彼女の中の大人の女性の部分を見てあげるという視線です。
こんばんは
神戸メンタルサービスの平です。
きょうのお話は、超ウブな彼女にお困りという男性からのご相談についてです。
彼女は超清純派といいましょうか、ほんとうにウブな人らしいのです。
部屋にはぬいぐるみが山のようにあり、ま、女の子っぽいといえば女の子っぽいのですが、無邪気で、子どもっぽくて、つまり、大人の女性の雰囲気がほぼ皆無であるわけです。
二人はもう2年もおつきあいをしているのですが、キスまではできても、その先までいったのは数回だけ。
どうやら彼女がセックスをいやがり、ホテルに行ったとしても、渋々応じている様子です。
それでは彼のほうも気持ちが冷めてしまいがちなので、なんとか彼女を大人の女性にすることはできないかというご相談であったわけです。
このようなタイプの女性はじつは日本には非常に多いのですが、欧米の人々には違和感をもって見られているようです。
たとえば、私のヨーロッパの友人は日本のアイドルグループの女性を“大人になりきれていない奇妙な女性たち”と表現しています。
アメリカやヨーロッパと違い、日本では大人の女性が“大人の女性らしいセクシーさ”を表現することを素直に受け入れないような風潮があります。
そして、なにも知らなくて、性にはほとんど興味もない、無垢な女性であることがまるで美徳のように思われているようなフシもあります。
すると、女性の中には「性的なモノに興味をもってはいけない」とタブー視するような感覚が生まれ、なにも知らないウブな女性のイメージを自分に投影するしかなくなるわけです。
これは一つのイメージの世界なのですが、アルプスの少女ハイジがセクシーな下着を買いにいったり、身につけていたりということが想像できるでしょうか?
同じように、あまりにも無垢なイメージに支配されていると、性的なイメージがまったくできなくなったり、また、そんなイメージをすること自体が、ふしだらなことであり、タブーであると感じてしまいます。
大人である女性にとっては、それこそが不自然なことなのですが‥‥。
このような女性たちは、自分がどれだけ年をとって大人になったとしても、イメージの中では子どものように自分を扱ってしまいがちです。
そこで、必要となるのが、そんな彼女を一人の大人として扱ってあげることです。
また、大人をイメージする場所に連れていってあげたり、身近に大人の女性らしさを備えた人がいたら、ふれあう機会をもったり、そのカップルとダブルデートしてみたりするのもいいでしょう。
彼女をエスコートし、大人の美しい女性たちが集うような場所に連れていってあげるのも、彼女にとっての刺激になることでしょう。
つまり、彼女がいま住んでいる世界から、脱出させてあげることが必要なのです。
彼女はもう少女ではなく、大人の女性であることを気づかせてあげねばなりません。
彼女にとってなによりも必要なのは、彼女の中の大人の女性の部分を見てあげるという視線です。
彼女自信は、自分のことを少女のようにしか見られないわけですから。
パートナーであるあなたが彼女の大人の部分を見続けてあげることで、彼女の大人の世界がようやく、少しずつ開きはじめるわけです。
少々、時間がかかるかもしれませんが、パートナーであるあなたのお仕事ですね。
来週の恋愛心理学もお楽しみに!!