ダメンズを集めてしまうつもりはないけれど、ダメンズコレクターに気付かないうちになってしまう理由は様々です。
様々ですが、ダメンズコレクターになってしまっている女性の多くは、女性としての自分に自信がない。いわゆる自己価値が低い状態になっているものです。
自分は女性として魅力的でない、素晴らしくないのだとしたら、罰を受けなくてはいけないような気にもなりますし、価値を得なくてはいけない気持ちにもなります。自己価値をあげることができれば、様々な理由によりダメンズを選んでしまっていたとしても、選びなおせるようになってきます。
3回にわたって、「ダメンズを選んでしまうパターン」「ダメンズを生産してしまうパターン」「ダメンズでないと困るパターン」をお届けしてきました。
他にも、色々なものがあり、全てがこの3パターンに当てはまるという訳ではありません。
例えば、お父さんがダメンズであったという場合もあるでしょう。
お父さんがダメンズで、そのお父さんを、お母さんがお世話していた。
その姿を見ていて、女性はそうするものだと思い込んでしまったということもありますし、ダメンズであったお父さんが、女性が子どもの頃に家を出ていってしまって、女性は寂しい幼少期を過ごしたということもあります。
そうすると、「ダメンズ=お父さん」とう図式になってしまい、お父さんを求めるあまり、ダメンズを求めてしまうということもあります。
本当に様々な理由があるのですが、ではどうすればいいのでしょうか?
ご紹介したどのパターンでも同じなのですが、女性側の「自己価値」が低いことが原因の一つに考えられます。
自己価値が低いので、「私はダメンズで苦労すべき女」「私にはダメンズがお似合い」と感じてしまっているのです。
それは、意識的に感じていない場合も含めなのです。
心の奥底で、「私はダメだ」と思っていても同じなのです。
ですから、「自己価値」をあげていくことが、ダメンズ地獄からの脱出となります。
もし、自分自身が素敵な女性であったとしたら、ダメンズとお付き合いする必要はなくなります。
女性として、自分に何点をつけてあがえられるでしょうか?
容姿が美しく、何でもそつなくこなすことだけが、素敵な女性の要素ではありません。
ところが、多くの女性は、容姿やできる女であることだけが、重要なように感じてしまっています。
その為に、自分の点数が、すこぶる低くなってしまっているのです。
自分自身の素晴らしいところ、かわいいところ、愛すべきところはどこでしょうか?
ついつい、「私は~だからダメなの」とか「私は~だからかわいくないの」と、ダメなところを拾いだしては、自分の点数を下げることを、日夜やっていないでしょうか?
私達の心は、焦点をあてた部分が増大なります。
ダメなところに焦点をあてると、「そう言えば、あそこもダメ、ここもダメ」と、ダメな部分にばかり意識がいってしまいます。
最初は難しくても、素晴らしいところ、愛すべきところに焦点を合わせてみる癖をつけていきましょう。
焦点をあてると、増大するのです。
信じられないかもしれませんが、自己価値が上がると、ダメンズを選んだり、生産したりしなくて済むようになるのです。
(完)