エネルギーをどこに投資していますか?

3月8日に『お金と仲良くしていますか?』と題した講座を横浜で開催しました。おかげさまで大勢の方にお集まりいただき、改めて「お金」との関係性に対する関心の大きさ、深さを考えるいい機会をいただきました。「仕事」は、「お金」に直結する活動です。皆さまは、ご自身の仕事に見合った「お金」を手にしていらっしゃいますか?あるいは、ご自身のエネルギーを適切に仕事に投資していらっしゃいますか?

私たち一人一人がもともと持っている資本(エネルギー)は、「時間」と「労力」(この中には気力、気持ち、といった感情のエネルギーが含まれます)です。これを何に投資するかによって、獲得するものが変わります。

1日等しくある24時間という時間のうち、どれだけを「お金につながる仕事」に投資していらっしゃいますか?

もし、「お金」が欲しいという気持ちがありながら、「お金につながる仕事」に「時間」を投資できていないとしたら、それはどうしてでしょうか。

「お金」を「汚い」ものだと感じているとそれを喜んで受け取ることができません。「お金を受け取ることは悪いことだ」と感じてしまいますので、収入を得ることに罪悪感をもってしまうのです。恵まれた境遇で育ったために、「私だけ恵まれていてごめんなさい」という罪悪感を持ってしまうと、仕事はしているのに、「時間」も「労力」も使っているのに、その「仕事ぶり」に見合った金額を請求できないということがあります。自分が投資したエネルギーを「お金」という形で受け取れないのです。

一方、自分はダメだという「無価値感」が強いと、仕事のスキルを上げることにチャレンジできず、「お金」を得られる仕事につけないということもあります。無価値感に押しつぶされると、「時間」と「労力」という、本来は誰にでも備わっているエネルギーを「お金」を得るために適切に使えません。エネルギーを振り向けられなければ、「お金」として戻ってきませんよね。

「労力」というエネルギーには、身体的な力とともに「気持ち」(感情)が大きな要素となります。同じ「時間」を投資していても、ウンザリしながら仕事をするのとワクワクしながらやるのでは、成果も、その仕事を通じて学べるものも大きく違います。仕事を通じて学んだことを次に活かすことで、仕事の質が変わってくるとしたら、ワクワクして仕事ができた時間を乗じた分、投資したエネルギーが大きくなります。その分、リターンとして得られる「お金」も大きくなりやすいです。

もしも、今やっている仕事が、自分のライフワークと思える仕事ではなかったとしても、本当にやりたい仕事と同じ要素がその中に無いか、見直してみてください。人を楽しませるのが仕事だとしたら、今の仕事のフローの中に、相手を楽しませる要素はないか、そこにこだわる余地はないか、考えてみてください。そして、少しでもそのエッセンスを見つけることができるなら、その部分にこだわってみてください。そのこだわりが、あなたの才能を開花させ、誰かの目に止まるでしょう。それを今の仕事や職場の中でさらに伸ばす方法が見えてくるか、もっといい「場」やつながるべき「人」についての情報が手に入りやすくなります。

自分の「時間」と「労力」というエネルギーをスムーズに「お金」に変換できるように使えるといいですよね。そこに感情のブロックがある場合は、カウンセリングがお役に立つかもしれませんので、ご検討くださいませ。行動と感情が一致することで、もっと楽に仕事に打ち込むことができそうです。

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