カウンセラーからのご挨拶
様々なご相談をお伺いしていると、最終的に一つの思いへ行き当たることがあります。
それは、
「カウンセリングとは何か?」
ということ。
完璧に正しい答えなど存在しないその問いかけをカウンセラー一人ひとりに尋ねたとしたら、
きっと同じ答えが返ってくることはないのでしょう。
それこそが多様性であり、集団(カウンセリングサービス)としての価値だと思います。
その集団に属している身として、自らに問いかけました。するとその答えは、
「可能性を拡げること」
となるようです。
なんだかそれが一番しっくり来るのです。
可能性というのは、
自分とは違う視点に触れることで新たな選択肢に気付くことかもしれないし、
人によっては自らが決めた行動をすることかもしれません。
または、備わっている才能や能力に気付き、育むことかもしれないし、
自分の信念や価値観を自覚し、望む結果へと折り合いをつけていくことかもしれません。
そういった関わり合いを通して、
「何かあったらあの人に連絡を取るか…。」と思って頂けたら嬉しいです。
その思いだけで、問題を解決したり、気持ちを切り替えたりできることもたくさんあるから。
どんなご相談でもお受けする、というスタンスで長らく活動させて頂いておりましたので、
何が得意ジャンルなのか、というのはもはやよくわからないのですが、
一つ言えることとして、
私のカウンセリングは長期的なスタンスになりやすい傾向があります。
ご相談内容に対し、どのように対応するか?
内容によっては厳しい言葉を使うことを選択するカウンセラーもいるかもしれません。
嫌な思いをするかもしれませんが、
その言葉で奮起して、短い時間、少ない回数で問題を解決できることもあるので一概に悪いこととは言えません。
しかし私はそういったご相談内容に接した時、直接的に指摘せず気付きを促すことがほとんどです。
結果、抽象的な話になりやすいです。
問題の本質は、突き詰めていくと抽象的にしか表現し得ないという側面もあります。
そういった視点から考えると、私の得意ジャンルは物事の本質に気付き、目覚めを促すこと、
などと言えるかもしれません。
一流の野球選手がバットを振り続けて至った境地と、
ビジネスで成功した経営者が体得した哲学には、共通する部分が多々あると思います。
みんな、いっしょ。
カウンセリングを通してそこに触れられたらいいなぁ、と思います。
・お酒(焼酎以外)
・芋きんつば(あれを考えた人は天才だと思う)
・図書館(たくさん本が読めるから)